2011年7月21日木曜日

" From Outside of Berlin. (ベルリンを離れて、思うこと。)"

今日は、約5ヶ月ぶりで、ベルリンの外に出たよ。
(と言っても、Ostbahnhofから電車で30分くらいのとこにある村?まで行っただけだけど。)

語学学校の、ふたつのクラス合同で、
ふだんの授業はお休みにして、郊外へちょっくら、遠足してきたの。

いくつになっても、遠足って、ちょっと胸が躍るよね。
“どんなあたらしい景色が、わたしを待っててくれてるのかな??” って。:)

*          *           * 

どんなとこに行くのかはっきりとは把握しないままに、とりあえず、
待ち合わせの Ostbahnhof駅(わたしにとっては、ベルグハインのイメージしか殆ど無かった。正直、今まで。)
まで、チャリこいで。

週4日顔を合わせてるおなじクラスの子たち数人と、
はじめて会う午前中のクラスの子たち数人と、
いつも教わってる、先生ふたりと。 

駅で買ったカプチーノ飲みつつ、
(はじめて乗った)Regional Bahnに揺られること、30分。 


遠足の目的地に、着いてみたらば・・・。

“(つい前回の日記に書いた)夢に出てきたお花畑は、ここのことだったのか.....。”
って、思ったよ。


あんなに沢山の種類の、野生の花たちを一度に見たのは、
記憶にある限りでは、はじめてだったかも。
“貴女はなんて、可憐なの。” (Dearest:薄ピンクの、ごくごく小っちゃい、名も無いお花。)
自然と同化しまくって、もはや認識できないレベルだけど、、グラスホッパーがいるよ。(宝探しみたいだね)
歩きながらも、よさげな野草をあつめては花束をつくる、ロマンチストな男:シュテファン( = 先生)。

だいぶ見慣れて、もはや当り前になってきてしまった、
街じゅうがどぎつい色彩のグラフィティで埋め尽くされている
荒廃感満載の東ベルリンから一歩、外へ、出てみれば。 

そこには、なんて平和でナチュラルな世界が、ひろがっていたことか。

・・・なんか、心があらわれた。今日。


すごく、いいものを、見た。
「ほんとうに大切なものは、何か。」ってことを、見せられた。

そして、何かがふっ切れた。

*          *           * 

この日はじめて会った、AMのクラスのイスラエル人の男の子
(超オシャレ&おそらく、、ゲイ??)と、
緑に囲まれたピースフルきわまりない景観のなか、
ピタパンにHummusとクスクス(これまたAMのクラスの、イギリス人の女の子お手製。レシピ聞いたった♥)
はさんで、オリーブオイル数滴&レモン汁垂らして、
仕上げにオリーブの実好きなだけ入れたサンドイッチ食べつつ、
世間話してたらば。

唐突に、
「ていうか、前にきみのこと、ベルグハインで見たことあるよ。」
やて。。。

「・・・・・。(ここでもか、、、笑)」 


薄々(?)気付いていたはいたけど、
どうやらわたしの素行は、けっこう把握されがちぽい。。。。。
(おもにクラブで、と言うことだけど。)


みんなそれぞれに、あるよね。
持って生まれた、ミッションみたいなもの。
どこへ行っても、何をしてても、そこへ繋がってしまうこと。

例えば、わたしにとっての、それ(のひとつ)は。

踊る宿命。
みたいだね。 

ちゃんと役割があって、よかった。

ありがとう。


©John Dowland