2011年5月7日土曜日

"One Night, at the Entrance of Berghain. (ベルグハインのエントランスで、思うこと。)"

最近、ベルグハインのエントランスでようやく顔が割れてきたので、
ボディチェックが、ほぼ形式化してきた。
(去年の冬に遊びに来てたときとか、なんだか異様に厳しかったんだよ。
ヒドいときとか、お財布の中まで見られてたし...。)


昨日は、音も雰囲気も人も、(わたしにとっては)絶対にハズれのない、
今のとこベルリンでいちばん好きなparty、"...Get Perlonized!" に行って来たんだけど。
わたしの顔を覚えているらしいボディチェックのお姉さんに、
ちょっと冗談めかして "Deutsch or English??" って、聞かれた。

"Deutsch!!! :)(ドイツ語で♪)" ・・・って答えたいのは山々だったんだけど、
毎日学校に通ってるとは言え、まだ、会話が続くレベルじゃ全くないので、
ちょっと肩身がせまい思いで、"Ah,,, English, bitte.(英語で、、お願いします。)" って答えたら、お姉さん、
笑いながら " You know the rules, right? " って言いながら、サクッとバッグの中覗いて、通してくれた。 


ボディチェックに続くエントランスでは、英語まじりの片言のドイツ語をはじめて使ってみたら、
エントランス係のいつものお姉さん、心なしか、いつもよりフレンドリーだったような気がする。
"Ah, I got you!!! ;)" って、笑顔で通してくれた。
(・・・しかしながら、返事が英語だったのは、わたしのドイツ語がまだまだということなのでしょう。。苦笑)


わたしの英語は、小さいころに身に付いたアメリカン・アクセントで、
ここヨーロッパでは、ちょっと浮く。
それでも、昨年末にホリデイで遊びに来てたときは、
ドイツ語は全く分からなかったので、バリバリ英語(米語?)を使っていたんだけど。
ベルリンに住んでる外国人同志では、まぁいいとして。
いま考えてみると、現地の人からすれば「まるきりトラベラー」って感じだったんだろうな。と。
(かく言う今も、まだベルリン歴通算ようやく5ヶ月め、だけど。)


いつも通ってるpartyにも、少しずつ、知った顔が増えていく。


信頼関係って、インターネットとかでラクして築くんじゃなくて
(元々ある人間関係を補完するって意味では、インターネットはすごく便利だけど)。
こうやって、徐々に顔を合わせて積み重ねて、
築いていくものだよね。


そんなことを思った、初夏をすぐそこに感じる陽気の
金曜の夜でした。


©Matthew Dear / Mark E